こんにちは!福岡市中央区平尾モアはりきゅう整骨院です!

 

今日は『指の付け根』が痛い場合です。

 

 

この場合は中足骨骨頭痛があげられます。

 

中足骨骨頭部はいわゆる足の指の付け根になります。

 

歩くとき、足を踏み出してから蹴り出す瞬間まで地面と接している部分で、体重が集中してかかります。

 

ヒールを履いている方でこの部分が痛くなった方多いと思います。

 

長時間歩くとジワジワと足指の付け根の真中あたりが痛くなってきます。

 

最初は違和感を感じる程度だが足指の付け根の真中にタコができ、その周辺が痛くなります。

 

見た目に分かる特徴はあまり無く、つま先立ちすると痛くなります。

 

主な原因は、

① 横アーチの低下

  足にはアーチが3本あり、内側縦アーチ(親指側~踵、いわゆる土踏まず)、外側縦アーチ(小指側~踵)、

  そして横アーチ(親指~小指)の3つがあります。

アーチがあることで、歩いたり、走った時の衝撃を逃がしてくれています。

ですが、アーチの低下はその機能が弱くなります。それによって、足に負担がかかり、痛みにつながります。

 

② ヒールの高い靴

ヒールが高い程、足指の付け根にかかる荷重は増えます。

10cmのヒールだと、足指の付け根にかかる負担は全体の90%になります。

ちなみに裸足で40%、6cmのヒールで75%の負担になります。

 

③ 通勤・通学で歩く量が増えた

  パンプスやローファー等の靴は、底が硬く足裏を路面から守るクッションがありません。

  歩く時間や距離が長くなると、負担が一気に増し、炎症を起し痛くなります。

 

④ 外反母趾

  外反母趾の人のほとんどはこのトラブルを併発しています。

 

予防策はヒールが高すぎる靴は控える(3~4cmまで)。

 

また靴底の薄すぎるようなものも痛みの原因になるので注意が必要です。